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SCIVAXインプリントフォーラムONLINEメール 2006年8月28日 No.18
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発信元:SCIVAX株式会社
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このメールは、当社技術に関しコンタクトさせて頂いた方々にお送りしております。SCIVAX社のナノインプリントを中心とする技術開発関連情報、対外発表ご案内、アンケートなどを送信させて頂くものです。
配信の中止・変更などは、末尾のご案内をご参照下さい。
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ナノインプリント/---------------------------------------------------------
<目次>
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1.SCIVAXナノインプリント用Ni電鋳金型に関し(Q&A)
http://www.scivax.com/nil/joho/joho_2.html
2.SCIVAXナノインプリントセミナーのご案内
http://www.scivax.com/nil/joho/joho_3.html
3.開催セミナーに関するご報告とお礼
4.ナノインプリント装置(X-200)レンタルに関し
http://www.scivax.com/nil/shouhin/shouhin_4.html
5.ナノインプリント関連サービスに関し
http://www.scivax.com/nil/shouhin/shouhin_1.html
ナノインプリント/---------------------------------------------------------
1.SCIVAXナノインプリント用Ni電鋳金型に関し(Q&A)-----------------
今回は、最近問い合わせが非常に多い「SCIVAXナノインプリント用Ni電鋳金型」について、開発及び営業担当者の金井から説明させていただきます。
Q:なぜ、Ni電鋳金型なのでしょうか?
A:初期は一般的にSiや石英の型を使われる例が多いのですが、パターンによってはすぐに壊れるため再現性のある実験が出来ない、量産技術として検討しているので使いたくない、という要望が多くなっています。弊社では、そういった問題に会社設立当初から取り組み、現在、ナノレベルの型も電鋳で製造できることを確認しております。
Q:標準的なパターンを準備している理由は?
A:ナノインプリントでは、実は金型とともに材料の選定が重要になります。樹脂物性をよく把握してテストをすることがまず必要ですが、その際に、標準的なパターンを用いて種々の材料・種々の成型条件を継続的に検討する必要があります。また、条件選定の際に、弊社での成型データも活用できるのもお客様にとって大きなメリットです。
Q:具体的にはどのようなパターンですか?
A:概略申し上げますと、サイズは500ナノメートルから10ミクロン、パターン形状はラインアンドスペース、ホール(穴)、ドット(突起)が入っています。
パターン形状、レイアウトに関しては下のURLから概要をご覧いただけます。
http://www.scivax.com/nil/techno/mold_3_1.html
メールをいただけましたら、仕様書をお送りいたします。弊社でマスクを製作しておりますので、お客様にはマスク費用の負担無しに、安価な金型をご提供させていただいております。(□15mmで10万円~)また、在庫をしておりますので短納期での対応が可能です。(2週間~)
Q:樹脂も重要とのことですが、樹脂についても相談できるのですか?
A:弊社では、毎日標準的なパターンで種々の樹脂に対してのテストを行っておりますので、樹脂についてもご提案が可能です。また、樹脂・金型・成型プロセスごとに相性のいい離型剤も推奨・ご提供しております
以上、お問い合わせは:
mailto:[email protected] までよろしくお願いします。
2.SCIVAXナノインプリントセミナーのご案内---------------------------------
8月18日の弊社セミナーは、おかげさまで20名を超える方々にご参加いただきまして、大変好評でした。次回のセミナーは、
<関東>
9月15日 13:00-16:00
弊社ラボにて、通常通り実施します。今回は、住友3M様に離型剤についてのご講演をいただきます。奮ってご参加下さい。
http://www.scivax.com/nil/joho/joho_3.html
<関西>
9月22日
弊社代理店であります、丸文㈱関西支社にて実施いたします。今回は、画期的なマクロ検査装置「GEOSCAN」を開発された日本ミニコンピュータシステム様に、ナノインプリントにおけるマクロ検査技術についてご講演いただきます。
http://www.marubun.co.jp/product/electronics/event/qgc18e000000pjnc.html
3.開催セミナーに関するご報告とお礼---------------------------------------
<弊社主催セミナー>
8月18日のセミナーにご参加いただきました方々に、改めてお礼を申し上げます。お暑い中、大変ありがとうございました。当日のご講演が、東京理科大学でナノインプリント用モールドのご研究をされている谷口先生ということもあり、金型に関する問い合わせ、質問が大変多く寄せられました。
特に最近、SIや石英のモールドが脆く、繰り返し使えないことからNi電鋳モールドに関する関心が高まっており、弊社標準金型に関するご質問も多数寄せられました。
アンケートの結果、自社で金型を内製される予定のお客様は1社のみとのことで、今後金型に関する需要が高まることが予想されます。弊社では今後もNi電鋳を中心とした、実用化のための金型技術を継続して開発し、お客様に提供していく考えです。
なお、次回以降のセミナーにつきましては、2.をご参照下さい。何度でもご参加いただけますので奮ってお申し込み下さい。
<㈱情報機構主催セミナー>
8月22日に、㈱情報機構主催の「ナノインプリント最新技術」にご参加いただきました方々に、改めてお礼を申し上げます。当日は、東京理科大の谷口先生から概論についてご講演いただいた後に、下名が熱式の動向につきまして、また東洋合成工業㈱坂井氏よりUV式の最新動向に付きましてそれぞれ、紹介をするという内容でした。
熱式に関しましては、材料・離型剤に関する質問が寄せられたほか、熱膨張・収縮の問題について議論がありました。また、UV式に関しましては坂井氏が持ち込みのUVインプリントキットで実演を行った上で、UV式の課題(石英モールドの課題等)について紹介がありました。
4.ナノインプリント装置(X-200)レンタル開始--------------------------------
お客様からのご要望にお応えし、SCIVAXのプロセスノウハウを凝集させたインプリント装置(X-200)のレンタルを開始いたします。期間、費用等詳細は以下までお問い合わせ下さい。
担当:金井 TEL:044-820-0551
mailto:[email protected]
http://www.scivax.com/nil/shouhin/shouhin_4.html
5.ナノインプリント関連サービスに関し-------------------------------------
お客様より好評を受けております各種サービスに関し以下の通りご案内申し上げます。ご興味のあるサービスに関してはご遠慮なくお問い合わせ下さい。
□サンプル販売(ナノ加工フィルム、標準パターンサンプル、溝メッキサンプル、標準金型、ナノ標準金型)
□金型受託加工(ニッケル金型製作、マスタ持込も可)
□材料販売(ナノインプリント用開発樹脂)
□装置販売(R&D機:VXシリーズ、Xシリーズ)
□試作加工(SCIVAXで、協力会社で、レンタル機希望)
□共同開発(量産品生産)
mailto:[email protected] 担当:金井
TEL:044-820-0551
http://www.scivax.com/nil/shouhin/shouhin_1.html
<SCIVAXインプリントフォーラムONLINEメール登録>
本メルマガの登録画面を設定致しましたので、ご興味をお持ちの方々にご紹介下さい。
http://www.scivax.com/nil/joho/joho_1.html
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